何故だ!?

 トロツキースターリンにより遥か亡命先のメキシコにまで差し向けられた刺客によって脳天にピッケルを突き立てられ、無惨にも絶命したのですね。ナワリヌイはさて…ところで今は一体何世紀なのですかねえ。

 ウクライナ侵攻を含め、今更ながらムソルグスキーの名作「ボリス・ゴドゥノフ」終幕のユーロディヴィディ(聖愚者)のモノローグが思い起こされます。

「流れよ、苦い涙!泣け、正教徒の民よ!

 すぐにまた敵が来る そして闇が訪れる

 闇は暗く、前途に光明が指すことはない

 禍(わざわい)だ、ロシアの禍だ

 泣け、、泣け、ロシアの民よ

 飢えた人々よ!」

 

 ロシアは一体いつまでこの災禍を繰り返すのでしょうか…。